水差しを持つ女 Woman with water Jug |
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ニューヨーク(アメリカ) メトロポリタン美術館 1664年頃 45.7×40.4cm この作品を3Dで観ると… |
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正直言います。「好きです」この作品。 実際に観ると画面で観るよりもっと青みがかて観えます。 画面全体が青で蔽われていると言っても過言ではないかもしれません。 フェルメールは絵の下地にも当時金と同じくらい高価だった天然のラピスラズリを用いました。 その下塗りの青が歳月を経て表面に露出してきてしまっていることもあるのでしょうが それでもこの絵の青はとても素敵で純粋に綺麗と感じてしまいます。 「天秤を持つ女」も大変バランスの良い作品ですが、この「水差しを持つ女」は フェルメールの作品の中でも最もバランスの取れた作品だと思います。 窓辺にある鉢植えの花にお水をやるという日常的なひとコマを描いたに過ぎませんが それをバランス良く描く為に画家はいつもは窓辺に置くテーブルを思い切ってこの絵では 右側に移動させています。人物の位置も窓とテーブルに挟まれたポジションです。 真ん中に来た女性に窓とテーブル双方に手を開く形をとらせて絶妙なバランスを得ています。 この絵になんとも言えない「かっこ良さ」を感じます。 2000年3月にNYのメトロポリタン美術館でこの絵を観ました。こちら また、2001年3月にNYメトロポリタン美術館で開催された 「Vermeer & the Delft school」(フェルメールとデルフト派」展)でも再度観ました。 そして2003年2月ー5月にスペインプラド美術館で開催された 「Vermeer y el interior holandes」(「Vermeer and the Dutch Interior」)で3回目の再会を果たしました。 3Dのページは「OLDCITY's3D CG Vermeer」様からのリンクです。 リンク快諾感謝致します。 |
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この絵がジャケットの CDがあります。 モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番 |
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